小中学生男子二人の母でワーママのナチュマミーです。
多忙な日々
ここ2ヶ月ほど、職場で先輩と同僚が相次いで退職し、それに伴い、残ったメンバーは怒涛の日々を過ごしています。
新人教育しながら、次々と来る依頼や催促に対応したり通常業務でいっぱいいっぱい…、しかしやらねば終わらない、かなり限界に近い状況です。
私が毎晩残業して帰っても、家には食事の支度をしてくれる夫がいるから、なんとかなっている我が家。
これがベストな状態とは思っていません!
『子育て』が自分の人生の中で大事な柱であると考える私は、こどもと一緒に過ごしたい気持ちとの矛盾や、居てあげられない罪悪感と常に戦っています。
そんな中で、身近な人に言われました。

子育てを大事にする価値観
「そんなに残業しなきゃいけないの?
所詮、時給で働く仕事なのに?
こどもがこどもである時期は今だけだよ。
早く帰ってあげて」
私にこう言ってこられたその人ご自身は、お子さんの義務教育が終わるまでは短時間のパートタイムのお仕事をしてきたとのこと。(今はお子さんが成人されています。)
「早く帰ってあげて」なんて、言われなくてもそんなことわかってる!葛藤しながらやってますから…でも、言い返さず、こう説明しました。
「私も帰れるなら帰りたいけど、仕事が山積みなんです。今やらなかったら後々自分にさらに降りかかるだけだから。
それにウチは夫が家にいてくれるから大丈夫なの。心配してくださりありがとう。」
我が家は夫が家で仕事をしている上、買い物も料理も進んでするタイプなため、『サラリーマンで家事を何もしないご主人と専業主婦だったあなたの家庭』とは状況も違うので、という話もさんざんしたけど、意見は変わらない。
固定概念とか、価値観って、人生で長い時間をかけて出来上がったものだから、ちょっとやそっと話したところで伝わらないですね。
我が家の価値観
うちの子たちは、私に愛されていることをちゃんと理解していて、甘えたいときにはしっかり甘えてます。
今日だって、もう10歳だけど「歯、磨いて〜」と歯ブラシ持って磨いてもらいに来ました。自分でできないからではなくて、できるけどマミーにやって欲しいから来るのです。
そういう時に、もう◯歳なんだから甘えないの!と断ったら拗ねて、こじらせるのでは?
「歯、磨いて〜」と息子が来たら「仕上げ磨き?違う?最初から磨くのね。OK!」とニッコリ笑って受け入れました。
外から見たら、私は残業ばかりでこどもを放っているように見えるかも知れないけど、短い時間でも濃密なコミュニケーションを取れていれば良いと私は思う。
これが私の価値観。
お弁当に冷凍食品だとかわいそうだとか、無農薬じゃないととか、価値観を押し付けたり、人の生活にあれこれ口出したりもする先輩ママさんの話とか、時々聞いてて疲れますが…
自分は自分、
ウチはウチ、
よそはよそ。
◯◯でなければならない、という考え方を、恐らく自分にも他人にも当てはめているんですね。客観的に見て苦しそうに感じます。
私は
◯◯でなければならない
を
◯◯であるに越したことはない
と変換して、
完璧じゃない自分を許しています。
そりゃあ、全部オーガニック食品を買えれば良いだろうけど、食べ盛りの男子の子育て真っ最中でとても全部なんて我が家では無理。
出来る時に、できる事をする。
自分に折り合いをなんとかつけながら生きています。